勉強 時間 確保

(5)まずは時間を確保しよう

ゼロからはじめる大学受験

(5)まずは時間を確保しよう

数年前の1月末頃、地元の公立高校(偏差値53)で“198人中198位”という成績表を引っ提げて男子生徒が入塾してきました。

 

「経済的な事情で自宅から通える国公立大学しか受験できない。今の成績からでも合格できる可能性があるなら何でもやる」
と宣言したとおり、彼は高校2年生の1年間、学校が終わったらフジゼミに直行→塾が閉まる22時まで勉強という生活を1日も欠かさずやり切りました。

 

 

最初に指示したのは次の3点です。

  • フジゼミでは二次試験のある英数国3科目に絞り、その他の科目(センターのみ)は学校の授業を死に物狂いでついていくこと
  • 英数国については、中学1年生レベルからやり直すこと
  • 当面、定期試験の成績は無視して、ゼロからの勉強に特化すること

 

 

彼も指示されたとおり、単に授業だけ受けて帰るのではなく、時間の限り演習課題や実力テストに取り組むなど「勉強漬け」の生活を続けました。

すると、半年ほどで学校の範囲に追いつき、成績も最下位→60位→20位とぐんぐん上昇しました。3年生では生徒会長に推薦され、成績も3~10位以内をキープして第一志望の岡山大学へと進学していきました。

 

 

 

高校生で、彼のように成績下位層から一気に巻き返したいのなら、まずは十分な勉強時間を確保しましょう。受験勉強は毎日取り組むのが当たり前です。
成績下位層でありながら、部活があるから、文化祭の委員になったから、定期試験があるから…などと言い訳を並べているうちは、伸びる見込みはありません。

 

もちろん部活動をするな、テスト勉強をするな、ということではありません。

実際フジゼミには、部活のキャプテンに加えて生徒会副会長をしながら関西学院大学に進学したOB、陸上部で高3夏には中国大会に出場するほど真剣に取り組みながら筑波大学に進学したOBなどもいます。
彼らもまた、部活や生徒会活動をしながらも、フジゼミに毎日通い、勉強部屋として最大限に活用することで部活と受験勉強を両立させたのです。

 

 

 

むしろ、言い訳をするくらいなら大学受験勉強は考えずに、部活動でも遊びでも恋愛でも、かけがえのない高校生活を思い切り満喫することを真剣に勧めます。時間の余裕がなく学力的にも厳しい状況であれば、塾や予備校に高い授業料を払っても大した効果は得られません。

その分、膨大な時間を確保できる浪人生となってから受験勉強に没頭したっていいし、教育費はそこまでとっておいてもよいのではないでしょうか。

 

 

いずれにしても、ゼロから一気に巻き返すためには、(目標にもよりますが)1年間は勉強だけに没頭できるくらいの時間が必要です。

この点は、受験生本人はもちろん、保護者のみなさんにも真剣に考慮してもらいたいと思います。