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(3)なぜ、彼/彼女たちはできるのか(その②)

ゼロからはじめる大学受験

(3)なぜ、彼/彼女たちはできるのか(その②)

下の表は、中学卒業後に進学せず、建設業で働いたのち19歳から勉強を始めたK君の「中学英文法」の学習記録です。
分野ごとに[問題集]→[修了テスト]という流れで学習し、未習分野からは[映像授業]を加えて、全30分野を約2カ月間で終わらせました。

 

 

重要なのは、どの分野も修了テストで90点以上になるまで徹底的に固めたという点です。

 

中学英語を9割以上まで固めた人と、6割程度で先に進む人では、その後の伸び幅は圧倒的に違います。学校の課題や部活に追われる高校生になると「時間がない」という理由で基礎レベルをおろそかにしがちですが、そうやって目の前のテスト対策だけに追われていると、例外なく成績は「横ばい→受験生になると下降」という道をたどります。

 

 

英語初学者のK君でも、毎日取り組むことで中学英語は2カ月で完璧に固めています。
さすがに高校生であれば初学者ではないでしょうから、もっと時間を短縮することも可能かと思われます。(フジゼミの「英語入門」という授業では、中学英語全範囲を2カ月で教えています)

 

K君は文法に限らず、単語・熟語も中学1年生レベルから、長文問題は英検3級レベルから学習し、どれも「9割以上」に到達するまで徹底的にやり込みました。
そのため、高校レベルに入っても右肩上がりの成長を続け、勉強開始から1年10カ月後には早稲田大学に合格しました。K君が特別なのではなく、適切なレベルから正しい方法・ペースで固め直せば誰でも実力は伸びることを証明しているのです。

 

実績

 

 

 


 

次に紹介するのは、高校中退から同志社大学へ進学したH君の「日本史・週次テスト」の記録です。

指定された1冊の問題集を2カ月で1周するペースで毎週テストが行われるのですが、K君は高い得点率を維持しているのが分かります。これは合格点が8割以上に設定されているためで、クリアするために出題範囲を何度も反復してテストに挑んだ結果なのです。

 

この「週次テスト」は受験まで繰り返されるため、H君のように1年間かけて勉強する場合は、トータルで何十周もやり込むことになります。

最初の1周目は大変ですが、2週目以降は徐々に負担も減ってきます。

やがては事前学習の必要もなく「定期的に思い出すためのテスト」になり、模試でも安定して8割以上をキープするようになります。そうなると、日々の課題に「一問一答」を加えたり、「赤本」で志望校の出題傾向を把握したり、苦手分野を重点的に学習したりと、週次テストをベースにしたうえで段階的に学習内容を広げていきます。

 

 

近年、参考書や問題集は非常に多くの種類が出版されてあり、ネット上には勉強法に関する情報が溢れています。このため、少しかじっては他に手を出したり、別の勉強法に手を出したりで何も進んでいない人が多くいます。

大事なのは、一冊の問題集を徹底的に反復して「ボロボロになるまで繰り返したけど、おかげで全問解ける」というレベルにまでやり込むことです。

 

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