日本史・世界史の勉強法

2018フジゼミ実況中継

日本史・世界史の勉強法

日本史・世界史といえば,ガチガチの暗記科目です。

政治経済や地理に比べると暗記量は圧倒的に多くて大変です。しかし,膨大な暗記を乗り越えて武器にしてしまえば,これほど安定感抜群な科目はありません。センター試験で9割以上,どう間違っても8割5分を下回ることはないと言えるところまで持っていくことも十分可能なのです。

 

今年度のフジゼミ生は,文系志望のうち7割が世界史,3割が日本史を選択しました。

ほぼ全員が完全にゼロから勉強するという初学者なので,まずは勉強法についてじっくりと説明するところから始めました。以下,世界史を例に勉強法を紹介していきます。

 

 

 

初期の教材

①教科書(山川出版の「詳説世界史」が王道です)

②資料集(山川出版か浜島書店がオススメです)

③用語集(山川出版)

④問題集(フジゼミでは山川出版の「スピードマスター」を使います)

 

 

 

具体的な勉強法

基本は,「教科書でインプット」→「問題集でアウトプット」です。

例えば次の範囲を暗記するとしましょう。(スピードマスターより)

 

スピードマスター

 

①まず,問題になっている空所部分のキーワードを解答で見て確認します。

この段階では問題を解く必要はありません。(というより解けません)

いきなり解答を見ればいいのです。

 

②次に教科書を開いて,①で確認したキーワードを「暗記ペン」でマークします。

問題集はこの時点でいったんお役目終了です。問題を解かずにしまってください。

暗記ペンは100円ショップのもので十分です。

 

③教科書を読み込みます。項目ごとに読めば分量は決して多くありません。

上記の範囲で言えば,〈アメリカ独立革命〉3ページ,〈フランス革命〉5ページ,〈ナポレオンの栄光と没落〉3ページです。

  • まずは読みものとして1~2回読む
  • 次に,流れや因果関係を意識して2~3回読む
  • 暗記シートで隠れたキーワードを言えるようになるまで繰り返し読む
  • 最後に隠れたキーワードが正確に書けるまで繰り返し読む

 

④この段階で,問題集を開いて解いてみましょう。恐らく全問正解できるはずです。

 

 

 

間違った勉強法

教科書をほとんど使わず,ひたすら問題集を繰り返す・・・という勉強法では実力はつきません。

 

設問の答えをひたすらノートに書くなり,

 

何度も繰り返し解くなりして,

 

とにかく無理やりにでも覚えようとする人がいますが,それは「一夜漬けタイプ」の勉強法です。学校の定期テストならこの勉強法で乗り切れるでしょうが,少し問題をひねられたら全く対応できません。

 

教科書を読みこむと,「流れ」が分かるようになります。流れが分かっている人は,頭の中で「あれがこうなってこうだから・・・」と考える力が身についています。問題集は教科書とはまた別の文章になっているので,問題集を解くことが新たな勉強にもなります。

 

 

 

その他のアドバイス

①分野によっては,「教科書の内容がすんなり頭に入ってこない」ということもあるでしょう。そんな時は,教科書より前にマンガを読むことをお勧めします。

フジゼミには以下の3種類のマンガをそろえています。

  • マンガ世界の歴史がわかる本(三笠書房)全3巻
  • 漫画版 世界の歴史(集英社)全10巻
  • 集英社版 学習漫画 世界の歴史(集英社)全20巻+おまけ2巻

それぞれの時代の服装,建物,武器などを意識して読み進めていきましょう。

 

②教科書で各分野を読んだ後は,必ず資料集の該当分野に目を通しましょう。教科書には載っていない写真やまとめ図を読むことで更に理解が深まります。
世界史を勉強する場合は地図帳も用意して,「現代で言えばどのあたりか」という場所を確認していきましょう。

 

③「啓蒙思想」や「共和制」など,知らない用語は資料集や辞書で必ず調べましょう。調べたら,教科書の該当ページに簡潔に書いておきましょう。教科書は必要な情報をどんどん書き込んでどんどん汚していけばいいのです。
そのうち愛着が湧いてくるし,ボロボロになっていけばそれだけ実力がついたという証拠でもあります。

 

④初期のうちは「一問一答」は必要ありません。
「教科書で暗記」→「スピードマスターでアウトプット」に特化して取り組みましょう。余裕がある人は,シグマベストの「時代と流れで覚える」を解けば万全です。4月~8月までで全範囲を一周するペースで取り掛かりましょう。