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集え!志ある学生たち⑤

塾長コラム

集え!志ある学生たち⑤

フジゼミのOBで、世界観を圧倒的に広げた若者もいる。

 

 

そのうちの一人、K君は元中卒だ。
高校は受験すらせずに、十代から建設業などで働いていた。
20歳を過ぎて勉強を始め、現役生より4年も遅れて青山学院大学へ進学した。

 

普通より大きく遅れていたからこそ、「何かしよう」という気持ちが人一倍強かったのかもしれない。
彼は1年生の時から、長期の休みになるとバックパッカーとして東南アジアやインドなどを旅していた。
若者の投票率を上げるための活動をする学生団体にも所属し、他大学の学生たちとイベントを企画したり、投票を呼び掛ける街頭活動をしたりした。
学生時代に広がった仲間とチームを結成し、ビジネスコンテストに出場したりもした。

 

就職活動では、中卒から大学へと進学する中での経験、出会い、世界の広がりを堂々と語り、4年遅れというハンデをものともせずに最難関のテレビ局に採用された。

 

 

もう一人、T君は現役の大学生だ。
中学・高校と陸上一筋だった彼は、トップレベルの環境で体育を学びたいという思いを抱き、筑波大学体育専門学群へと進学した。

 

大学へ進学した時、彼の夢は「体育教師になること」だった。
それが、大学の授業カリキュラムの一環で東南アジアを訪れ、貧困地帯の子どもたちを目の当たりにする中で価値観が大きく変わっていった。
やがて青年海外協力隊へ参加したり、自らも世界各国を見て回ったりする中で
「スポーツを通じて貧困や障害に何か貢献できないか」と考えるようになり、
その分野の第一人者の下で勉強するために筑波大の交換留学制度に応募・合格し、
昨夏からアメリカへと飛び立った。

 

彼らは結果的にとても大きな経験を積んでいるが、
最初は「大学時代に何かやってやろう」という小さな一歩から始まった。
そうやって一歩踏み出すことが、やがて多くの出会いや経験につながっていったのだろう。
大学へ行ってどれだけ世界が広がったことか
どれだけワクワクしたことか
大学時代の4年間には、それだけの可能性が満ち溢れている。

 

 

そういう体験を、多くの若者に積んでもらいたい。
そのためにも、何かにチャレンジしたいと考える学生の背中を押すような、
同じ思いを抱く学生たちが集うような場を、
学生たちとともに模索しながら築いていきたいと思っている。

 

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