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大学名に頼らない学生生活を!

塾長コラム

大学名に頼らない学生生活を!

大学へと進学していく若者に伝えていることがある。

 

どの大学へ行くにしても,大学名というブランドにすがるような学生にはならないこと。
大学名で人を判断したり評価したりするような人間にはならないこと。

 

例えば早稲田大学はいわゆる一流大学という評価を得ているが,
だからといって早稲田のブランドがあれば将来は安泰かというと全く違う。
そもそも早稲田大学には学生が4万人もいる。
同じように評価が高い慶應,上智,あるいは東大や一橋大を筆頭とする超難関大学の学生を加えると,1人の存在なんて実にちっぽけなものだ。
早稲田に限らず,「この大学に入ったら一生安泰」なんてことはあるはずがない。

 

不本意ながら第二,第三志望の大学に進学する若者もいるだろう。
だからといって,君たちは後ろ向きのまま学生生活を送ってはダメだ。
受験生時代,「大学に入ったらやりたいこと」をあれこれ想像しただろう。
それは大学名という「ブランド」がないとできないことなのか?
そんなことはないはずだ。
多くのことにどんどん挑戦してみればいい。

 

 

具体的に何をするか?
これからたくさん見つかるだろうが,一つだけアドバイスしたい。

 

大学生としての4年間で,自分が通う大学内だけで人間関係を築くのではなく,他大学の学生と大いに交流してほしい。
例えばサークルについては,学内サークルを楽しむのはもちろんだが,
他大学の学生たちで構成するインカレサークルも見てほしい。
別に2,3のサークルを掛け持ちしても構わない。
自分の周りにいなかったタイプの人に出会うことで,多くの刺激をもらってほしい。
学生の枠を超えて,社会人との触れ合いや,もっと言えば世界中の人と交流を深めることだってできる。
とにかくたくさんの人に出会ってほしい。

 

ちなみに私の出身大学は國學院大学だ。
ランク的には実に中途半端なレベルの大学だ。
福山のような地方では,知らない人すらいる。
これまで,國學院大学の名前を出して
「マジっすか!」「すごいですね!」
なんて言われた経験は皆無だ。
逆に,大学名に頼ったり気にしたりしたとは一度もない。

 

大学名は頼らなかったが,
大学生という「身分」と,大学生にあたら得られた「自由な時間」は大いに活用させてもらった。
そのおかげで大学を飛び出していろいろな人に出会えた。
普通では会えないような,例えば政治家や大企業の重役にも会う機会もあったし,時には一緒にお酒を飲む機会すらあった。
ひとりの社会人となった今では決して会えないような人でも,大学生ならそういうチャンスもあるのだ。

 

大事なのは,大学名というブランドではなく,
大学生という特権階級とも言うべき「身分」そして「自由」をどう活かすかということ。
この二つを駆使し,大いに見聞を広め,人間力を高めてほしい。

 

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