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大学受験セミナー④(現実を知ろう 後篇)

塾長コラム

大学受験セミナー④(現実を知ろう 後篇)

下の表を見てほしい。(『親と子の最新大学受験情報講座 文系編』より抜粋)

 

大学のランク別に,上位者が現役で進学する高校が掲載されている。
例えば,灘・筑駒という最難関の高校であれば,成績上位者(3分の1以内と考えればいい)が現役で進学するのが東京大学ということだ。

 
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志望校がMARCH・関関同立だとしよう。
このレベルの大学に合格が狙える層,すなわち入試本番でライバルとなる受験生は,地域トップ公立高校(広島県福山市でいえば福山誠之館高校と考えればいい)の成績上位者というわけだ。
つまり,これから受験勉強をはじめる人は,彼らと対等に渡り合えるだけのレベルまで実力を伸ばさなければ勝負ができないということだ。

 

 

 

もう一つ,現実を知ってもらうために資料を用意した。
高校別に,難関国立大学,中四国地方の国公立大学,難関私立大学にそれぞれ何人の合格者がいるかをまとめたものだ。

 

【福山市域における,平成26年度の高校別大学合格実績】
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広大附属福山は別格として,
公立高校でいえば,福山誠之館の数値が目立っている。
でも,誠之館がすごいのは,あくまで福山レベルでの話だ。
岡山・倉敷の公立上位校の実績を見てほしい。

 

 

【岡山・倉敷の公立上位校における,平成26年度の高校別大学合格実績】
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広島大,岡山大の合格者数をよく見てほしい。
岡山の上位校と比べれば,福山誠之館の実績は大したことがないと言えないか?
福山市中心部であれば,誠之館に次ぐ学校といえば大門高校というイメージだけど,同校の大学合格実績はこの年度が極端に悪かったとはいえ,悲惨なレベルではないか?

 

 

この表から何が言えるか?
福山レベルで物事を見ていてはダメということだ。
入試本番では,全国の受験生が相手になる。
福山という狭い地域だけで,あるいは自分が通う高校の中だけで考えていてはいないか?

 

現実を知らないまま,
「普通にやっていれば○○大学くらいには受かるだろう」
「とりあえず岡山大を目標にしておけば,関関同立くらいは行けるんじゃない?」
などと安易に考え,憤死していく受験生がどれだけ多いことか,容易に想像がつく。

 

君らのレベルでは無理だ。諦めろ。
と言いたいわけではない。

 

ここから逆転するんだろう?
何が何でも合格したいんだろう?

 

だったら,現実をしっかり見据えよう。
本番で戦う相手が,どれだけの実力なのか。
求められるレベルに到達するまで,何をどれだけやらなければいけないのか。
残された時間はどれくらいあるのか。

 

現実をしっかり把握し,
しっかりと計画を立てる。
そして,何が何でもやり抜く。
その覚悟を持って,受験勉強をスタートしてほしい。

 

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